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基幹業務改善ITコンサル
私たちに寄せられる多くのご相談事例から
基幹システム改善のヒントをご紹介いたします。
販売管理や生産管理、在庫管理システムなど、企業の中核となるシステムは、安定して長期に運用できることが望まれます。
ただ、リソース・情報を一元管理し経営判断に貢献することを目的とした重要な存在でもあることから、一度作ったシステムも、業務の流れが変わったり、新しい得意先の要望に対応しなければならなかったり、大小に関わらず企業の発展とともに見直しや新規での開発は必要になります。
ひと昔前までは、基幹システムの構築やリニューアルには多くの資金を必要としましたが、昨今では、クラウド環境を利用したり、ERPパッケージを利用した比較的安価で立ち上げもスムーズな手法も多く採用されるようになってきています。
私たちに寄せられる多くのご相談事例から、基幹システムの改修・改善に関するヒントとなるものをご紹介します。
基幹システムの課題
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01. データの一元化
自社で販売管理システムは構築したが、経理システムはパッケージを利用しているため情報が連動していない。
そのためデータの2重入力をしなければならないうえに、チェックするための人員が必要-など、データの一元化に関する悩みは、「情報の正確性」「作業量の軽減」「戦略的経営判断材料としての早期情報の入手」などの意味から、達成するべき問題として多くご相談いただく内容です。
その多くは複雑にシステムが入り組んでいたり、関係するスタッフが多いため調整に時間がかかったり、なかなか自社内で解決することが難しい課題でもあります。
もっと詳しくこうした課題のアプローチとしては、比較的長いスパンで検討する必要があります。どこを改善するのが最適かなどを検討するために、各部門/スタッフ間で話し合う場面を設けたり、改善案を複数作成し、費用やスケジュール面の検討を充分にすることをお勧めします。
できれば、社内プロジェクトを立ち上げ、専門家に意見を求めたり、一緒に参画してもらい調整役をお願いすることが良いと思います。 -
02. 情報の可視化
インターネットの活用が急速に進むにつれて、基幹業務に求められるニーズも、大きく変わりつつあります。
データの一元化を根幹に、ほしい情報(データ)を視覚的に・リアルタイムに捉えることができ、かつ戦略的に動けるシステムが要求されるようになってきています。
もっと詳しくかつては、大量のデータを処理するもの、記憶するもの、のイメージでしたが、今ではできるだけ視覚的に、直観的に操作ができるようなシステムが主流になってきています。
操作者自らが情報を検索し、答えを得る方式から、アプリケーションを起動すれば自動的に「販売」「在庫」「生産」などの数値がリアルタイムにグラフでビジュアル的に表示されるなど、経営者やマネージャーにとって必要な情報の見える化が進んでいます。
仮に、すでに基幹システムを導入されていれば、こうした「ダッシュボード」のようなシステムを付加することは比較的簡単に導入することができます。
また、クラウド環境を活用することで、場所や時間を問わずに参照することが可能な環境を構築することも可能です。 -
03. クラウド環境への移行
自社で基幹システムを構築している場合、クラウド環境への移行は、メリットやデメリットを充分に検討して判断すべきところですが、「正直、よく解らない」というご相談をよく受けます。
時流とはいえ、やはりセキュリティや移行後の運用など、さまざまな懸案事項があり、経営者としては慎重にならざる得ないところだと思います。
もっと詳しく確かに、クラウド化については、必要・不必要の判断が必要です。
例えば、社内で受発注がクローズされている場合、そのメリットは少ないと言えますが、仮に他社(販売店や取引業者)と在庫情報を共有したい場合などは有効な手段となります。
中小企業の場合、仮に判断基準として重要視するものをあげれば、それによって売上やお客様サービスの向上になるかどうかだと思います。
ただ、今のシステムをクラウド化するのではなく、利便性をあげることにより売上向上になるような施策を含んだ対応が最善であると思います。
技術的な進歩が速い課題ですので、専門家の知識を借りると有効な情報が得られると思います。
『基幹業務改善ITコンサル』のこれまでの開発実績はこちらです。
納品までの流れ
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